ヴァセリンはニキビに絶大な効果があるという話を聞く一方で、ニキビにヴァセリンを塗るなんて論外! 悪化させる原因になるという話もよく聞きます。

意見が分裂するのは何故なのか?

これには大きな理由があります。通常のニキビケア用品は、当然ニキビを治すために開発されているのですが、ニキビには下記のように色々なタイプが存在します。

  ┏①思春期ニキビ
  ┃  ┃
  ┃  ┣③白ニキビ
  ┃  ┃
  ┃  ┣④黒ニキビ
  ┃  ┃
  ┃  ┣⑤赤ニキビ
  ┃  ┃
  ┃  ┣⑥黄ニキビ
  ┃  ┃
  ┃  ┗⑦紫ニキビ
  ┃
  ┃
  ┗②大人ニキビ
     ┃
     ┣⑧白ニキビ
     ┃
     ┣⑨黒ニキビ
     ┃
     ┣⑩赤ニキビ
     ┃
     ┣⑪黄ニキビ
     ┃
     ┗⑫紫ニキビ

そして、ニキビケア用品はこれらの全てのニキビタイプに柔軟に対応できるように成分が配合されています。そのため、どんなニキビタイプに使用しても極端に悪化するということはほとんど無い反面、絶大な効果が得られるということもほとんどありません。このニキビケア用品を使用したら即効治った!という話はほとんど聞かないですよね?

言い換えるといずれのニキビタイプにも特化した効果がない中途半端なものだとも言えます。

ヴァセリンの効果に対する意見が分裂する理由

ヴァセリン3ヴァセリンはそもそもニキビ用に作られたものではなく肌の保湿や保護を主目的として作られています。そのため、肌の保湿や保護に対しては圧倒的な効果があります。冬場に走る事の多いマラソンランナーなどは身体の体温を外に逃がさないように体中にヴァセリンを塗るのですが、実際に塗ると分かりますが、身体がすぐにポカポカしてきます。それほど体内の水分や体温を放出しない能力があるのです。

ニキビケア用品は、よく肌の保湿や保護をうたい文句にしていますが、ヴァセリンと比較すると効果は雲泥の差といっても過言ではありません。

しかし、ヴァセリンはニキビ用に作られたものではないため、ニキビが炎症する原因菌と言われているアクネ菌の好物、鉱物油が含まれています。そのため、ニキビのタイプによっては高い効果が期待できる反面、悪化させてしまう場合もあります。

よって、重要なのはどのニキビタイプの時にヴァセリンは効果を発揮し、どのタイプの時は使用しない方がいいのかを理解しておく必要があります。

ヴァセリンを使うと悪化させてしまうニキビタイプ

下記の④⑤のタイプはヴァセリンを使用しても効果が薄く、⑤⑥⑦⑩⑪⑫のタイプは使用すると悪化させてしまう可能性があります。特に赤ニキビ、黄ニキビ、紫ニキビのようにニキビに炎症が起きている場合は使用すべきではありません。

  ┏①思春期ニキビ
  ┃  ┃
  ┃  ┣③白ニキビ(効果薄)
  ┃  ┃
  ┃  ┣④黒ニキビ(効果薄)
  ┃  ┃
  ┃  ┣⑤赤ニキビ(悪化させる)
  ┃  ┃
  ┃  ┣⑥黄ニキビ(悪化させる)
  ┃  ┃
  ┃  ┗⑦紫ニキビ(悪化させる)
  ┃
  ┃
  ┗②大人ニキビ
     ┃
     ┣⑧白ニキビ
     ┃
     ┣⑨黒ニキビ
     ┃
     ┣⑩赤ニキビ(悪化させる)
     ┃
     ┣⑪黄ニキビ(悪化させる)
     ┃
     ┗⑫紫ニキビ(悪化させる)

ニキビを悪化させる理由

赤ニキビ、黄ニキビ、紫ニキビのような炎症ニキビは、油分を好むアクネ菌が毛穴に溜った皮脂を餌とし増殖することによって起きます。そして、ヴァセリンも鉱物油で作られている為、アクネ菌の増殖を助長することになります。よって、ニキビが炎症しているときはヴァセリンの使用は厳禁です。

また、思春期ニキビは皮脂が過剰分泌されることで起きることが多いため、通常より表皮に皮脂が多く溜っています。皮脂の本来の目的は、ヴァセリンと同じく表皮の保湿、保護です。よって、皮脂が過剰分泌されているときにヴァセリンを塗っても油分の重ね塗りをしていることになるので、効果は薄くなります。洗顔後など、皮脂を落としてしまった後に使用する程度がよいかと思います。

ヴァセリンが効果を発揮するニキビタイプ

ヴァセリンを使用して効果が期待できるのは、下記の⑧⑨のニキビタイプです。それに加え、ニキビがほぼ治ってニキビ跡が少し残っているという状態の時に効果を発揮します。

  ┏①思春期ニキビ
  ┃  ┃
  ┃  ┣③白ニキビ
  ┃  ┃
  ┃  ┣④黒ニキビ
  ┃  ┃
  ┃  ┣⑤赤ニキビ
  ┃  ┃
  ┃  ┣⑥黄ニキビ
  ┃  ┃
  ┃  ┗⑦紫ニキビ
  ┃
  ┃
  ┗②大人ニキビ
     ┃
     ┣⑧白ニキビ(効果を発揮)
     ┃
     ┣⑨黒ニキビ(効果を発揮)
     ┃
     ┣⑩赤ニキビ
     ┃
     ┣⑪黄ニキビ
     ┃
     ┗⑫紫ニキビ

大人ニキビは、皮脂の過剰分泌ではなく乱れた日常生活やストレスなどにより、ターンオーバーの間隔が乱れ未熟な細胞が生まれてくることにより、できることが多いです。そして、その未熟な細胞は保湿能力がなく乾いて縮み硬くなっています。そういった未熟な細胞で毛穴が構成されると皮脂詰まりが起きやすくなります。

そこで効果を発揮するのがヴァセリンです。

化粧水で肌細胞に潤いを与え、それをヴァセリンでカバーすることによりニキビ用のケアクリームなどより、しっかりとした保湿を行うことができます。

間違ってはいけないヴァセリンの使い方

ヴァセリンは、炎症を起こしていない大人ニキビ効果があることが分かりました。しかし、ヴァセリンの誤った使い方をするとその効果も半減してしまうので注意が必要です。

ヴァセリンは、肌細胞の水分を外に逃がさない保湿能力は高いですが、肌細胞に水分を与えることはできません。

よって、肌細胞に水分を与える化粧水と併用する必要があります。

程度の軽い大人ニキビや、治りかけのニキビでニキビ跡が気になる場合に威力を発揮するヴァセリンですが、そんなヴァセリンと相性がいい化粧水がリプロスキンです。リプロスキンは肌細胞への潤い浸透率の高さ、ニキビ跡への効果の高さで有名なので、まさにヴァセリンと相性がいいと言えます。

リプロスキンの潤い浸透率の高さは、公式サイトの動画でも公開されているので、一度ご覧になってみて下さい。

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